正直に言うと、AIボイスレコーダーを買う前は「どうせ精度悪いでしょ」と思ってました。でも実際に使ってみると、予想を裏切られることばかり。良い意味でも、悪い意味でも。
3ヶ月間、会議や取材で使い倒した結果をお話しします。
## 文字起こし精度は思った以上だが、落とし穴がある
まず驚いたのは文字起こしの精度。私が試したソニーのICD-TX660では、静かな会議室なら95%以上の精度で文字起こししてくれます。
ただし、これには条件があります。話者が1人、しかもハキハキ喋る場合に限る。複数人の会話や、居酒屋での打ち合わせなんかだと途端に精度が落ちます。
実際に5人でのブレスト会議を録音したとき、誰が何を言ったか全く分からない文字の羅列が出てきました。結局、音声を聞き直す羽目に。
## バッテリー持ちは公称値の7割程度が現実
メーカーは「連続20時間録音可能」と謳ってますが、AI処理をオンにすると実際は14時間程度。一日中の研修会で使おうと思ったら、モバイルバッテリー必須です。
しかも充電に3時間かかるので、急な会議が入ったときに「充電切れで使えない」という経験を2回しました。従来のボイスレコーダーなら電池交換で済むのに、これは致命的。
## 本当に便利なのは「要約機能」だった
意外だったのは、文字起こしよりも要約機能の方が実用的だということ。1時間の会議を3分で読める要約にしてくれるのは、本当に時短になります。
ただし、この要約も完璧ではありません。重要な数字を間違えたり、微妙なニュアンスを省いたりすることがあるので、重要な案件では必ず元音声も確認が必要。
結局のところ、AIボイスレコーダーは「補助ツール」として割り切って使うのがベスト。完全に任せるのは、まだ時期尚早かもしれません。
でも、この技術の進歩スピードを考えると、来年にはもっと驚くような製品が出てきそうな予感が…

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