Xperia 1 VIIIは買うべき?実機で感じた「これじゃない感」の正体

## 20万円超えの価値があるのか、正直に話そう

Xperia 1 VIIIを2週間使い倒してみた。結論から言うと、「またソニーがやらかした」というのが率直な感想だ。

確かにスペックは文句なし。Snapdragon 8 Gen 3に12GB RAM、1TB内部ストレージ。4K有機ELディスプレイは相変わらず美しいし、トリプルカメラの画質も申し分ない。でも21万円という価格を見た瞬間、「誰がターゲットなんだ?」と首をかしげざるを得ない。

最大の問題は発熱だ。カメラアプリで10分間の4K動画を撮影したら、本体温度が45度まで上昇。手で持てないレベルになった。これではせっかくの高性能カメラも宝の持ち腐れである。

## バッテリー持ちの現実は厳しい

公称5000mAhのバッテリーを搭載しているが、実際の使用感は期待を大きく下回る。YouTubeを1時間視聴すると約15%消費。ゲームなら30分で20%は確実に減る。

朝7時にフル充電で家を出て、昼休みにはすでに50%を切っている日が3回あった。これでは外出先でモバイルバッテリーが手放せない。「ハイエンドスマホなのに充電の心配をしなければならない」というのは、明らかに設計の失敗だろう。

## それでも光る部分はある

文句ばかり言っているが、Xperia 1 VIIIにも褒めるべき点はある。特に音響面は他社の追随を許さない。3.5mmイヤホンジャック搭載は英断だし、フロントスピーカーの音質は圧倒的だ。

カメラの「Photography Pro」モードも、一眼レフに慣れた人なら感動するはず。ISO感度やシャッタースピードを細かく調整できるマニュアル撮影は、スマホとは思えないレベルに達している。

ただし、これらの魅力を理解できるのは全体の5%程度のユーザーだろう。残り95%の人にとって、この機種は「高すぎるオーバースペック」でしかない。ソニーよ、もう少し一般ユーザーのことを考えてくれ…

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